とある岩場、「幻獣ガタゴン」

2012/05/12(土) 22:30

右手クロスに成功し、左手を抜くことができた。立ち込んで、遠い右手カチへ。うぅ、右足ヒールを巻き込みたいけれど、ホールドのギリギリ端に乗ってる。スリップするとアキレス腱あたりをザックリいきそう。怖い。飛び降りる。そんなトライを何回か繰り返したのち……。

ヒールがきちんとホールドに乗っているか、ちらっと振り返った。下から探りながら1手ずつ進める良いスタイルで登れたのが嬉しい。

ほっ。本日のノルマ達成を祝い、カップ麺を食らう。課題名の由来を考える。岩を鷲掴みする木の根っこを足跡に見立てたのだろうか。

荷物をまとめて、次の課題へ。今日は貸切かな、と思いきや、「八海山」のあたりでS田さんがソロボルダリング中。しばし話したのち、ルンゼを詰める。遠くから、こんにちは〜ッと呼びかけられた。イグポン……じゃなくて、まい さんであった。そして、ナゾの頬被り男……じゃなくて、I井さんであった。

早春のようなピリッとした空気。一年中、これくらいの気候だといいな。

とある岩場、モンマルトル便り

2012/05/05(土) 22:48

「幻獣」でこってり絞られたあと、写真で見た岩を探しに行く。

パキッ、ポキッと何者かが登ってくる気配。熊ッ!? ……じゃなくて吉田さんであった。ジーンズ姿のくつろいだスタイル。今日は登らず、スポッターモードとのこと。

掃除職人のSJさんはすでに上の岩にいた。「イグポンタ」の難解さに首を傾げつつ、SDスタートからつなげて「カミオカンデ」第二登。

お次は、もう少し上の岩でフェースからスラブ課題。吉田さんの号令のもと、SJさんが見る間に苔を掃除する。登る前から「キタロウ」「ネコムスメ」という名前が飛び交う。何か世間話のつながりであろうか。が、やがてSJさんが「この岩、キタロウに見えてきた」と仰天発言。そ、そうですかねぇ。

そうこうするうち、I井さん、初めてお会いする甲府の消防士さんが登ってきた。皆で登る。課題名「キタロウ」。吉田さん「何級ですか」。私「3級だと思います」。内容的には「イグポンタ返し」と呼んでいいかもしれません。左のラインも登る。課題名「ネコムスメ」。

この辺りはモンマルトル岩と呼ばれている。お洒落なカフェに入りたくなるネーミングであるが、そんな瀟洒な風情ではない。由来をきくと、なーるほどぉ。加えて、マントル課題が多いところも掛けてあるんだな。

激悪リップの奥にポケットがある「マントルだけインドラ」課題など冷やかしつつ、午後は暮れた。私は早仕舞いしたけれど、そのあとA田さん(実は朝から来てた)が懸案の課題を手中に収めた模様。脱いで本気出した甲斐がありましたね。

あ、そうだ。写真で見た岩であるが、ダメ元で吉田さんに見せてみた。暗く、写りが悪いので無理だよな。……と思ったら、

「あぁ、この岩ですか。うんぬんかんぬん。この岩からン十メートル下ったところに、こんな登れそうな岩もありますよ」

流石です。

とある岩場、「カミオカンデ」

2012/04/28(土) 23:50

甲府の最高気温29℃。夏日を通り越して真夏日になりそうな勢いだ。それでも湿度は20%くらいの予報なので意外と快適かもしれない、と右顧左眄しながら。

うぁー、蒸す。身体がダルく、闘争心が湧いてこない感じ。

「幻獣」は右手をクロスできたものの、左手を抜く余裕がなく。今日もおあずけ。

まい さんとI井さんはボルダー&ルート。

吉田さんは午後から出動。夕方涼しくなってからプロジェクトを攻めるべく。

まい さんが初登したばかりの「イグポンタ」(3級)をSDでやってみる。サクっと登るつもりが、立ちスタート部分で難儀した。ムーブを確認したのち、つなげトライ。

吉田さんが「カミオカンデ」と命名。2級くらい。この岩を発見するのが最大の核心と思われます。

I井さんのプロジェクト トライを見学。ド迫力のカンテをヒールの掛け替え、足ブラを駆使して登っていく。

抜け口近くの丸いオブジェが気になる。いまは空き家となったスズメバチの巣である。

16時過ぎて、吉田さんのプロジェクトへ。今日は初ビレイを仰せつかる。なので写真が撮れなかった。なんだかとっても良いムーブが見つかったようです。

あとは薄暗くなるまで皆で未登ボルダーに波状攻撃をかける。皆さんお世話になりました〜。

とあるボルダー、離合集散

2012/04/21(土) 23:50

……な一日。

幻獣はこんな傾斜。

やっと自分なりのムーブが決まった。もう1手出すべし。

気合の一本を見学。

通りすがりの岩で、うわー、皆さんほんとに暗くなるまで登るんですね。

とあるボルダー、幻獣あらわる

2012/04/15(日) 22:24

雨上がりで気温が高く、森の中はやや蒸す。

スローパーの岩はしっとり。苔は青々。

それでも1回トライしてみた。ずるっと指が吐き出される。

ダメだこりゃ。本日は封印なり。

周辺の岩を散策しながら降りる。反対側の沢筋寄りで、牙岩を発見。

見た目はさほど悪くなさそうだけれど、やってみると激悪のパターン。

左手カンテをコメカミに青筋立ててピンチ持ち。風化した結晶が指先でジャリジャリと砕けるので握りにくい。

右手のカチがポロリと欠ける。あいたた。面積が広くなった代わりに、掛りは甘くなった。プラス・マイナス・ゼロだろうか。

うーむ。これをやり続けると、ボウズ濃厚だなぁ。

と言うわけで、初登されたばかりの「マジンガーZに出てきそうな名前の課題」を退治せんと。あ、あれは機械獣か。

これは現代のニーズに合った傾斜とホールドですねー。吉田さんは脆さが気がかりらしく、「Kさんの体重だと……そっと登ってください」とのこと。とりあえず抜け口のムーブを確認しよう、と思いきや、途中からズルして登れない仕様になっている。足元にマット3枚くらい積めば別だろうけど。地ジャンでズル、も叶わず。左手ガストン気味のカチを捉えても、1秒くらいしか浮いていられない。どうやら力まかせムーブではダメだ。グレードのわりに岩の発見から初登まで時間がかかったらしいので、きっとムーブを発見するのが肝なんだろう。

Pump 20th Anniversary Party

2012/04/12(木) 23:08

最近は行く頻度こそ落ちたものの、累積回数はそこそこ多かったらしく、招待状をいただいた。当日は外岩で指皮をすりへらしていたのであった。あと5年したら四半世紀記念よろしく。

とあるボルダー、指皮との闘い

2012/04/07(土) 23:24

うーむ、あっという間に到達距離が縮んだ。指皮、と言うより指肉?がよれると持てなくなる模様。最初の5〜6回のトライで決めないとダメだな。

大休止。カップ麺を食って、散策に出たら、左奥の岩塔へ登っていく人が見えた。カメラを持って馳せ参じる。下で会ったA田さんペアも応援に来ていた。ビレイはS田さん。

か、かぶってる。

吉田さんプロジェクトの決定的瞬間を撮影できるかもしれないと期待が高まる。

じわじわ登っていくのかと思ったら、突如ダイナミックムーブが繰り出される。左足が切れて、ドアになる。落ちる〜ッ、と思ったら、落ちない。耐える。次の一手が止まらず。残念。いわゆる一つの紐付きボルダーですね。

こんな一幕あり。ロープ末端の1〜2メートルがかなり傷んでいた。切ろうとしたけれど、ナイフが見つからない。「ええい、もういい。今日は(落ちても)切れない!」と言って登りだそうとする。いやいやいや、お願いしますよ(汗)。S田さんがザックを引っくり返してナイフを渡してくれたのでホッとする。

A田さんの未登課題トライを見学する。

明瞭なSDスタートホールドあり。が、立ちスタートでもマントルが厳しい模様。

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